先日、湿疹ができたのでクリニックへ行ったときのことです。
待合室には本があるのですが、一番目立つところにそこの先生が執筆した本があったんですよね~。
でも文庫とも違うし、ハードカバーでもない。
何だろうと思ってパラパラめくってみて、はっと気づきました。
「こ、これが噂のkindleのペーパーバックか~!」
実物を見たのは初めてでした。
奥付を見ると発行者が確かAmazonになっていて確信したと思いますw
昔から、kindleのペーパーバックってどういうものなのか実際に見てみたいと思っていたので、いろいろ確認させていただきました。(中は、あまり読んでいない……先生すみません)
本当にペーパーバックなんです。
海外で売っているような……。(それはそう)
でも、あれはそれなりの厚みがあって初めて格好良く見えるんだなと個人的には思いました。
1cm程度の厚さ(日本の文庫本だとそれくらいではないでしょうか)だと、小説ではなく豪華なパンフレットという印象です……。
手軽に出せるし、紙自体の質もそこまで悪くはないから、医療系やビジネス系だったら確かにありかも? とは思いました。でも自分の作品をあのフォーマットで出したいかと言われたら、ちょっと厳しいなあ。
やっぱり実物の本というのはサイズ、装丁、紙、発色……いろんなものが組み合わさって商品になっているんだなあと実感しました。中身を除いてもちゃんと商品だというか。
kindleのペーパーバックは手軽さと引き換えにそのあたりのこだわりは効かないよ、ということなのでしょうね。