もちろん私の教養不足が一番の原因なのでしょうが……。
最近、ぱっと思いついて打ち込みそうになった単語たちが「エモい」、「ディスる」です。
現代もので、テーマがSNSにかかる部分がある小説だったら気にせず使うんですが。
でも今書いているのは(超ゆるですけど)SFだもんね……。
じゃあ使わないでおくか、とすると、これが非常に説明が面倒くさいことに気付きました。
こういうとき、ぱぱっと(長たらしくなく)言い換えができることイコール「語彙力」なのでしょうね……。
SNSはとにかく文字数制限があって、「ぱっと分かる」ことが喜ばれるツールが多いので、こういった簡単な言い回しは歓迎されるしすぐに広まっていきます。
私もよく使っています。
でも、それにどっぷり慣れすぎてしまって、きちんとした文章を書こうとしたときに困ってしまうことに気付いてしまったなあ。
そう言えば最近、十年以上ぶりに出た小説の続編があって、ワクワクっとしながら読み始めたのですが、そこでも違和感を感じることに気付きました。
昔から読んでいますから、文体に慣れていないはずはないのです。でも、
「矍鑠とした」
……んん?
読みづらい……かも?
学生時代に読み慣れていたはずの作品の表現なんですけど。
不思議。